■『美術解剖学』講座

『美術解剖学』講座(第2回) アフターレポート

10月19日(日)に三鷹産業プラザにて行われました、『美術解剖学』講座の模様です。


会場の様子


 午後1時30分開始 司会進行・高見からの事前の注意と12月分取り止めで、3月迄順延することの告知等があった。

 第2回目のお話は「上肢の骨格」、前半90分で上肢帯(鎖骨・肩甲骨)について、15分休憩を挟んで、後半の90分は自由上肢(上腕骨・橈骨・尺骨・手根骨・指骨)と関節についての講義でした。

 スクリーンや骨格模型、筋肉図等を使い、分かり易くて興味深いものになりました。 参考写真「会場風景」

 前回同様、分かり易くて工夫された教え方が、内容豊かな勉強を楽しい講座にしていました。
 スケッチを取り入れて、頭の中に入れる方法も効果的で好評でした。

 講座修了後には、個別に質問に応えて頂きました。

※参加者40名中、38名からアンケート回答をいただきました。

感想(抜粋)
・前回に続き、とてもよかった。
・これまでおろそかにしていた人体骨格の動きや構造について知る事が出来て嬉しい。
・面白かったが絵的に役に立つかはまだ分かりません。
・手首の回転の話など大変勉強になりました。
・普段学習が疎かになっていた部分についてじっくり考察する事ができた。
・勉強になりました。
・前回もそうでしたが、説明もわかりやすくてとても勉強になりました。今後も全部参加したいです。
・鎖骨、肩甲骨は、原画でも描かなければいけない事が多いので、理解したいと思っていた内容だった。聴けて良かった。
・わかりやすかったです。
・前回の感想ですが、仕事で脊柱を意識して人体を描くようにしたら、プロポーションのくずれが減りました。構造を理解すると、形や動きもとらえやすくなりますし、デフォルメもしやすくなると思います。
・布施先生の説明の方法が、わかりやすくおもしろい。先生自身が、この分野に大変興味があって、学問が楽しいんだろうなぁという事が、伝わってきます。私のほうも楽しくなります。
・進み方も早くなくて理解できたので面白いです。教え方も工夫があって良かったです。
・肩や上肢帯など次の作画で意識してみたいと思いました。キラキラ光の動きが分かりやすかったです。
・良かった。
・スケッチを数多くできたので、内容が自分の中に定着しました。
・理解しやすい。
・前腕の複雑なひねりの構造が理解できてよかったです。X字になるのは聞いたことがあったのですが、尺骨は動かないのですね。勉強になりました。
・とても有意義と感じた。
・大変ためになります。
・分かりやすくておもしろいです!学校の解剖学では挫折しましたが、絵を描く視点からお話していただけて、入りこみ易かったです。
・上腕の骨について再確認できたので有意義でした。関節のはなしはとても重要で今後の参考に役に立つ内容でした。
・へえボタン。
・腕、肩の動きの限界点や(上肢帯の動きは正直はじめて知りました)。鎖骨のS字など、絵的に必要な要素が知れてためになる。
・上肢、関節について詳しく知れたのは良かった。
・固い話だけではなく柔軟で良かったです。
・体の細かい部分を知ることができ、とてもためになりました。
・おもしろかった。骨の形に興味がわきました。
・図や説明がわかりやすく、興味深い。進む速度もちょうどよい。会場もきれい。
・わからなかったところがわかり、とても勉強になりました。
・勉強になりました。
・骨の一つ一つが、それぞれの動きに適した構造の形になっており、一個一個がとても魅力的な形に思えました。講師の方の説明とも相まって、面白かったです。こういう生物的なヨウソをうまくとりいれたメカや怪人、ヒーローを将来描いて動かしたいです。
・骨格の形状が理由と共に解説されとても納得しやすかったです。
・わかりやすかったです。
・骨のうごきが分かったことが良かったです。
・図を見ただけでは理解しづらい構造を動きの説明を交えて学べるので、自分が動く度に骨の動きを意識するようになった。
・大変ききやすく、面白いです。

題材について(抜粋)
・子供、老人の骨格の形成。
・どちらかと言えばきん肉。
・今回、全6回で終わりなのですが、ていき的にやってほしいです。時間が少ないからだと思うのですが、少しはやいので。でも、内容はとてもわかりやすいです。
・動いた時に、体の表面にあらわれる骨や筋肉。
・馬、猫、犬など…動物キャラも描くことがあるので、アニメで良くでてくるような動物の骨格や筋肉、動きも知りたくなりました。
・年齢による骨や可動域の変化について(解剖学ではない?)
・解剖学が分かりやすい美術の作品について。
・体表と内部構造の関係性。
・血管、脂肪を含めた、体型、体表の、構築と、描写。
・モデルさんのうごきを見ながらの人体講座。
・筋肉と骨格の連関に関する布施先生の見解とその根拠をお伺いしたいです(講座の最後でもよいので…)。
・肩や股関節の構造筋肉を知りたい。
・このような動きのときは、ここも動かないとおかしい、などの知識を得られたらうれしいです。軸がこううごく。
・筋肉が骨にどうくっついているか。
・動きに関して。
・体の各所(関節など)の動き方、腕を上げた時に腰がどううごくか?などポーズによる重心のとり方。体各所の連動の仕方。
・笑った時の顔輪筋等。
・運動に関している解剖学を勉強したい。
・実際の人の写真を見ながら勉強してみたいです。人の肉がついたとき骨がどこにあるかとか…。


参加者の内訳;正会員3名、無料正会員12名、準会員3名、賛助会員2名、一般20名