第5回「人体構造美術解析画法講座」アフターレポート
9月23日(日)に武蔵野市民会館にて行われました、人体構造美術解析画法講座の模様です。
参加者のスケッチ
午後1時30分〜4時30分
最終回となる今回は、講師が高見で、モデルをyuさんと三回お願いした、筋肉を鍛えている男性モデルの二人で、美術解析画法についての講座を行いました。
1.「美術解析画法」について
2.「画面への入れ方(レイアウト)」
3.「形の取り方(測り方)」
@立ち(棒立ち) 20分
4.「人体 - 外の形(プロポーション、男女の性差)」
5.「人体 - 中の形 美術解剖学の知識(骨格、筋肉)」
A立ち(女らしく、男らしく) 20分
10分休憩
6.「人体の形 人体構造学の知識(動き)」
A緊張と弛緩(交互に) 5分×4回
7.「人体の形 人間としての特性(感情)」
C感情表現(喜怒) 20分
8.「表現(描写→造形)」
・デッサン力 三次元→二次元 透視図法の知識(ものの見方)
・演出(動き→演技と時間)
・キャラクター化(性差、個性の読み取り→表現)
・場面設定(背景との関係、レイアウト)
・その他(エフェクト等の効果・・)
D感情表現(哀楽)含、背景描写 20分
5分休憩
Eキャラクター化(自分らしく) 20分
9.「まとめ(感性を磨く)」
・表現の三要素 意欲(内的要素→感動) 哲学(価値観) 技術
※この日描いたものを全員が順番に、みんなの前で発表
上記レジュメに沿って、説明とデッサンを行いました。
人体構造を知る事と描くという事を結びつけて学ぶことの大切さは伝わったかと思います。
観て、触って、スケッチ、試みは斬新で良い経験になったと思います。
講師のyuさんの理学療法士としての、知識と経験、分かり易い講義、質問にも丁寧に答えてもらえて、好評でした。
今回の経験を生かして、次回につなげたいと思います
文責・高見政良
参加者の内訳;無料正会員7名、賛助会員3名、一般6名