『美術解剖学講座2020』開催のお知らせ
『美術解剖学講座2020』は、「解剖学的視点から人体を描く為の力を付ける画法講座です。
観察するだけでは捉えることが難しい、人体の構造を「美術解剖学的」に認識して、
描写力を養い、アニメーターの仕事に役立てることを意図しています。
人体の仕組みを理解することで「動き」に対しての曖昧さが減り、
アニメーション表現の特徴である「誇張」や「飛躍」といった部分も、
説得力を持って描くことが可能になります。
今回は、第1回から第4回まで座学によって基礎知識を学び、
残り2回でモデルさんを使って実際に描写します。
今回の要点
・人体の骨格と筋を学び、大まかな関節の可動域を学ぶ。
・内部構造の肝要な点と、動作方向を学び、デフォルメに応用可能な人体構造を把握する。
開催日 |
全6回 (各回 午後1:30〜4:30 開講) (4/5追記) 新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、 『美術解剖学講座2020』の開催を以下の通り順延いたします。 今後の開催予定についても、変更する可能性がありますので、 お申込いただいている方々には都度メールにて案内いたします。 大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 第1回 全身を構成する骨格を大まかに学ぶ。 体幹の基本構造と、上肢と下肢の違い。 骨格を単純化して把握する。 骨格のオリエンテーションを知る。 第2回 全身の筋についてボリュームで学ぶ。 体幹、上肢、下肢の筋群を把握する。 屈曲・伸展、外転・内転、回旋筋群の配置を把握する。 第3回 関節と人体プロポーションを同時に学ぶ。 運動時の姿勢と立位姿勢を比較する。 第4回 連続写真をもとに骨格の運動図を作成する。 作成する運動図は横から見た歩行、走行、跳躍など。 美術作品の上に筋を書き込む。 第5回 各10分ポーズ、解説少なめ、デモンストレーション形式 男性モデルをスケッチし、人体の形を学ぶ。 時間をかけて観察することにより観察力と描写力を向上させる。 描いたスケッチに内部構造を描き込む。 第6回 各10分ポーズ、解説少なめ、デモンストレーション形式 女性モデルをスケッチし、人体の形を学ぶ。 時間をかけて観察することにより観察力と描写力を向上させる。 描いたスケッチに内部構造を描き込む。 |
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場所 |
武蔵野市民会館(JR武蔵境駅北口) 東京都武蔵野市境2丁目3番7号 |
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講師 |
加藤公太 東京藝術大学 美術解剖学研究室 非常勤講師 順天堂大学 解剖学・生体構造科学講座 助教 博士(美術・医学) twitter: @kato_anatomy(伊豆の美術解剖学者) |
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受講料 |
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参加資格 | JAniCA会員を優先しますが、残席がある場合には一般画業 (JAniCA 非加入のアニメーターや画業など) も受講可能です | ||||||||
申込方法 | こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。 | ||||||||
定員 | 25名 ※応募者多数の場合には、全6回通して聴講される方を優先いたします。 | ||||||||
担当者 | JAniCA事務局 ※お問い合わせはこちらまでpostmaster@janica.jp |