■美術解剖学講座

『美術解剖学講座2020』開催のお知らせ

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 『美術解剖学講座2020』は、「解剖学的視点から人体を描く為の力を付ける画法講座です。
 観察するだけでは捉えることが難しい、人体の構造を「美術解剖学的」に認識して、 描写力を養い、アニメーターの仕事に役立てることを意図しています。
 人体の仕組みを理解することで「動き」に対しての曖昧さが減り、 アニメーション表現の特徴である「誇張」や「飛躍」といった部分も、 説得力を持って描くことが可能になります。
 今回は、第1回から第4回まで座学によって基礎知識を学び、 残り2回でモデルさんを使って実際に描写します。

今回の要点
・人体の骨格と筋を学び、大まかな関節の可動域を学ぶ。
・内部構造の肝要な点と、動作方向を学び、デフォルメに応用可能な人体構造を把握する。

開催日 全6回 (各回 午後1:30〜4:30 開講)

(4/5追記)
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、
『美術解剖学講座2020』の開催を以下の通り順延いたします。
今後の開催予定についても、変更する可能性がありますので、
お申込いただいている方々には都度メールにて案内いたします。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

第1回 04/26(日) 05/24(日) 全身の骨格 *座学形式、モデルなし
 全身を構成する骨格を大まかに学ぶ。
 体幹の基本構造と、上肢と下肢の違い。
 骨格を単純化して把握する。
 骨格のオリエンテーションを知る。

第2回 05/24(日) 06/28(日) 全身の筋 *座学形式、モデルなし
 全身の筋についてボリュームで学ぶ。
 体幹、上肢、下肢の筋群を把握する。
 屈曲・伸展、外転・内転、回旋筋群の配置を把握する。

第3回 06/28(日) 07/26(日) 運動とプロポーション *座学形式、モデルなし
 関節と人体プロポーションを同時に学ぶ。
 運動時の姿勢と立位姿勢を比較する。

第4回 07/26(日) 08/23(日) 骨格の運動図 *座学形式、モデルなし
 連続写真をもとに骨格の運動図を作成する。
 作成する運動図は横から見た歩行、走行、跳躍など。
 美術作品の上に筋を書き込む。

第5回 08/23(日) 09/27(日) 人体スケッチ1:男性モデル
 各10分ポーズ、解説少なめ、デモンストレーション形式
 男性モデルをスケッチし、人体の形を学ぶ。
 時間をかけて観察することにより観察力と描写力を向上させる。
 描いたスケッチに内部構造を描き込む。

第6回 09/27(日) 10/25(日) 人体スケッチ2:女性モデル
 各10分ポーズ、解説少なめ、デモンストレーション形式
 女性モデルをスケッチし、人体の形を学ぶ。
 時間をかけて観察することにより観察力と描写力を向上させる。
 描いたスケッチに内部構造を描き込む。

場所 武蔵野市民会館(JR武蔵境駅北口)
 東京都武蔵野市境2丁目3番7号
講師 加藤公太

東京藝術大学 美術解剖学研究室 非常勤講師
順天堂大学 解剖学・生体構造科学講座 助教
博士(美術・医学)

twitter: @kato_anatomy(伊豆の美術解剖学者)
受講料
会員種別 受講料(各回毎)
JAniCA有料会員
(正、業界、準、賛助)
1,000円
JAniCA無料正会員 2,000円
一般 3,000円
参加資格 JAniCA会員を優先しますが、残席がある場合には一般画業 (JAniCA 非加入のアニメーターや画業など) も受講可能です
申込方法 こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。
定員 25名 ※応募者多数の場合には、全6回通して聴講される方を優先いたします。
担当者 JAniCA事務局
※お問い合わせはこちらまでpostmaster@janica.jp