『動物美術解剖学講座2023』開催のお知らせ
『動物美術解剖学講座2023』では、エレンベルガーやバメスなどをテキストとして、
動物の内部構造がいかに体表に影響を与えているかを知ることで、
制作に活かすことを目的として動物の美術解剖学の講義を行う。
配布資料をもとに、骨格とプロポーションの関係や、
さらに筋を含めた可動域との関係などを中心に、
身近な動物について解説していく。
講師 |
小山晋平 大阪芸術大学非常勤講師、順天堂大学非常勤助手 |
||||||||
開催日 |
全4回 <講座回数/所要時間> 2023年7月〜10月 月1回開催 Web講座 全4回/各3時間 13時30分〜16時30分 【第1回】(07/09) 動物の美術解剖学の概説。人体を中心とした解剖学に対して、動物の 解剖学は比較解剖学と呼ばれる。動物の進化を紐解くと、形態の変化の 理解の助けとなる。 美術の題材となる動物は、さまざまな解剖図が作られている。特にウマは、 人々の移動手段として優れているだけでなく、権威の象徴となりうる 動物であった。そのため多くの解剖図が残されている。哺乳類の中でも とりわけ高速な移動に適応している例であるウマの骨格と筋肉の解説を行う。 【第2回】(08/20) イヌは古くからの伴侶動物としてヒトと歴史をともにしてきた。ヒトの 手によってさまざまな品種が生み出されている。品種の違いは形質の 固定によるものであり、骨格にも表れている。 大型の食肉目的であるライオンは、ネコ科でも最大級の大きさを誇る。 画題としても多く取り上げられている。しなやかな動きのできる ネコ科動物の、筋と骨格の解説を行う。 【第3回】(09/17) 人を含め哺乳類の美術解剖学は盛んに研究されてきた。一方、鳥類は 美術の主題となることは多いにも関わらず美術解剖図は多くない。 羽毛が発達した鳥類はその骨格や筋肉に目を向ける必要がないのだろうか。 イラストや絵画、造形芸術で表現する際に役立つシルエットや プロポーションを中心に、骨格や筋肉が体表に与える影響を解説する。 【第4回】(10/01) さまざまな環境に適応する動物。 環境に適応することが生存に有利に働くことがある。環境に適応した 形態というものがあるのなら、別々の進化を辿ってきた別の種でも 形が似通うことがある。とりわけ環境の影響が強い場所では顕著である。 これまで解説してきた動物も含めさまざまな動物の環境への適応という 観点から形態を解説する。 人が創り出した空想上の動物について、現生の動物との比較から解説していく。 |
||||||||
受講料 |
|
||||||||
受講料の支払方法 |
受講案内に記載される指定の口座にお振り込みください。 ※ご自身の都合によるお申込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。 |
||||||||
参加資格 | JAniCA会員を優先しますが、残席がある場合には一般画業 (JAniCA 非加入のアニメーターや画業など) も受講可能です | ||||||||
受講方法 |
YouTubeLiveによるネット配信講座 ・講座はYouTubeLiveにて受講いただきます。各回開催の1週間ほど前に視聴URLを案内いたします。 ・質問などはYouTubeのコメント機能を使用しますので、googleアカウントにログインしてご利用ください。 ・本講座は、受講者だけの限定配信となります。ご自身以外の視聴はお断りします。 ・講座を録画/録音はご遠慮下さい。 |
||||||||
申込方法 | こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。 | ||||||||
持ち物 | ノート、筆記用具 | ||||||||
担当者 | JAniCA事務局 ※お問い合わせはこちらまでpostmaster@janica.jp |