■『ラクガキを動かす 〜うまいアニメーターになるために〜』 アフターレポート

『ラクガキを動かす 〜うまいアニメーターになるために〜』 アフターレポート

 2012年3月4日 杉並アニメーションミュージアム・ワークショップスペース にて行われました講座『ラクガキを動かす』の模様です。

 今回のワークショップは『ラクガキをもとにして動画を描く』というユニークな内容で行い、 講師は、森田宏幸とヤマサキオサムさんが務めました。




 簡単なストーリー論を10分ほど講義した後、持ち寄っていただいたラクガキをもとに、 作品作りの方向性について話し合いました。どなたも、すでに、ストーリーを意識したラクガキになっており、 ちょっととぼけたような、ユニークなアイディアが多かったです。 中には、コンテの形式で描かれていた方もおられました。
 そして、個別の作画作業に1時間半ほど集中しました。
 それぞれ、ご自分なりの目的意識をお持ちで、懸命に楽しんで取り組んでおられました。




 描き上がったラフ原を、スタッフがQuickCheckerで試し撮りし、動きを確認しました。




 芝居とタイミングの指導に多く、時間が割かれました。とくに、芝居の“間”が、重要視されました。




 皆さん力が入り、3時間の時間があっと言う間でした。ほとんどがラフ原撮で精一杯でしたが、 最後に一本のムービーに編集し、まとめて上映すると、これはこれで感動的で、 そのあとの全員参加の呑み会は楽しめました。


〈参加者のアンケートの声〉
・とても楽しかった。どうもありがとうございます。
・時間が足りなかったが、大変勉強になりました。
・面白かった。アニメを作るのは初体験で大変だったが、時間内に完成できて良かった。
・こういった講座があれば、今後も是非参加していきたい。
・こういったワークショップや、ベテランアニメーターさんの講演をやって欲しい。


参加 無料正会員1名、賛助会員1名、一般招待1名

※今回の参加者は3名でした。当初5人の予定でしたが、運営側のメール連絡ミスで3名となりました。
 不手際のためご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。

報告/森田宏幸(運営担当)