■実態調査Q&A

※Q&Aは随時更新していきます。(2008/10/27追記)

第1 実態調査の方向性について

・ この実態調査は、個々の会社の状況を把握することは意図していません。 あくまでも業界全体がどうであるかを把握するためのものとしています。

・ 実態調査の回答が多ければ多いほど、統計として意味があるものとなりますので、 友人等にも声をかけていただいて回答していただけるとありがたいです。

・ 本実態調査では「実態調査」を目的としています。分析については、JAniCAとして 主体的に行い結果の公表を行いますが、経済産業省近畿経済産業局、東京大学浜野研究室 および早稲田大学境研究室にもご協力いただいて多方面からの分析も予定しております。

第2 全体

Q なんでこの実態調査を実施するんですか?

A 「アニメーターの経済環境は悪い」というイメージがありますが、 有効回答数100名以上の大規模な実態調査はこれまで例がなく、 事実が分かりません。今回の実態調査は、「アニメーターの経済環境等の 実態を把握すること」を目的としています。

Q 実態調査の結果はどのように使用しますか?

A 実態を正確に把握することで、労働上の問題改善や環境向上、 他業種との比較等を行って、「アニメーターとアニメ制作を取り巻く 様々な環境の改善のための対策を考えだす」とともに、それを実行するために使用します。

Q 実態調査は誰でも回答していいんですか?

A 「1年以上経験」があり、「アニメーター(シナリオ、絵コンテ、監督、演出、 作画監督、原画、LO ラフ原、動画チェック、動画等」であることが条件となります。 これ以外の方は回答者が特定できない実態調査であることから、 絶対に回答しないようにお願いします。実態調査の配布をしていただく方も、 同様に注意をお願いします。

Q JAniCA 会員でなくても回答していいんですか?

A もちろん結構です。設問数が多くて大変だとは思いますが、広くアニメーター として働いている方々すべての人に回答していただきたいと思っています。

Q 設問に回答しづらい(回答したくない)ものがあります。

A その部分は未記入でも構いません。できれば、余白にでも「回答したくない」 と書いていただけると、記入漏れか否か、集計時に判別できるのでありがたいです。

Q 仕事中に書いていいですか。

A お手数ですが、休憩等、余暇時間での記入をお願いします。ただし会社の許可があれば、 その限りではありません。

第3 配布回収

Q 実態調査の回答を誰かに見られるのは嫌です。

A 封筒に封をして、実態調査回収担当者にお渡しください。これも気になるようでしたら、 郵送で送っていただいても構いません。ご郵送いただく場合は、恐れ入りますが実態調査 本紙3枚を下記JAniCA 事務局宛に切手ご貼付の上、お送りいただきますようお願い致します。

〒174−0065
東京都板橋区若木1−19−3 開進工業ビル2F−EAST
日本アニメーター・演出協会 宛

Q JAniCA 会員が近くに居ません(分かりません)。どうやって実態調査用紙を入手できますか?

A 下記JAniCA 事務局宛にFAXまたはメールにて、「実態調査」の表題で、お名前、 ご連絡先(日中連絡のつく電話番号またはE-Mail アドレス等)、送付先ご住所および 必要部数をご連絡ください。郵送等の手配をさせていただきます。なお、10部以上を 希望される場合は、送付前に確認をさせていただく場合がございます。

FAX :03−3559−9000
E-Mail :postmaster@janica.jp

Q 郵送しても構いませんか?

A 構いません。郵便事故の恐れがあるので封筒には名前、住所は書いていただいたほうが よいとは思いますが、集計時には特定できないように処理いたします。

Q 実態調査用紙の部数が足りなくなりました。コピーしてもいいですか?

A コピーしていただいても構いませんが、その場合には封筒がないため、 気になる方は封筒も別途ご用意ください。

Q 実態調査の集計は誰が行いますか?

A 顧問弁護士の指導の元で開封、データ入力、1次集計までは業界外の者が担当いたします。 開封時には回答者と回答内容を結びつける情報は保持いたしません。

Q 集計後に回答用紙はシュレッダーにかけてもらえますか?

A シュレッダーにて処理する予定となっています。

第4 設問

Q 問3の直近3本の仕事について、紙に記入しきれません。

A 別途白紙に記入していただいても構いません。

Q 問3なのですが、キャラクターデザインをしたため、作品名を書くと個人が特定されてしまいます。

A 作品名は書かなくても結構です。記入された場合も、個人を特定可能な情報が公開される ことはありませんのでご安心下さい。

Q 問6の勤務形態が複数あります。例えば基本的には4だがたまに3になる場合があります。

A 一番割合の多いものを選択してください。上記のような場合は「4」と記入してください。

Q 問10の仕事上の悩みについては、なにを書けばいいのでしょうか?

A 例えば、以下ような例を参考にしてください。

・ 同じフリーの立場で、かつ、原画料も変わらないのに作打ちで自分が大変なシーンばかりを割り当てられる。
・ 発注元から仕事のキャンセルがよくある。
・ 仕事が細切れでひとつの作品にじっくり取り組めない。
・ 自分の望んでいるような仕事が回ってこない。

Q 問12の回答欄が狭くて書ききれません。

A 余白や、別途白紙に記入していただいても構いません。

Q 問13の収入はどの程度かわかりません。

A プロダクション勤務の人は年末調整時の源泉徴収票の「支払金額」を、 フリーランスの人は確定申告書の「所得金額(合計)」を記入してください。

Q 問16の健康保険の種類がわかりません

A まず手元に「健康保険証」を用意してください。

・ 「国民健康保険被保険者証」と書いてある。
  ⇒ 1. 国民健康保険
・ 会社員であり、会社が健康保険組合に加盟している。
  ⇒ 3. 組合健康保険
   ※企業や企業グループ(単一組合)、同種同業の企業(総合組合)、
   一部の地方自治体(都市健保)で構成される健康保険組合が運営
   している。例:報道事業〜
・ 会社員であり、会社が健康保険組合に加盟していない。
  ⇒ 2. 政府管掌保険
   ※健康保険組合を持たない企業の従業員で構成される。現在は社会保険庁が運営している。
・ 健康保険証がない。
  ⇒ 4. 未加入
・期限が切れている。
  ⇒ 6. その他(期限切れ)
・ 上記以外
  ⇒ 5. わからない

  ※「3. 組合健康保険」と「2. 政府管掌保険」の違いは分かりにくいのですが、
   「3.組合健康保険」は大企業や企業グループに属している場合に限定されるため、
   大部分の会社員の健康保険は「2. 政府管掌保険」になるかと思います。

Q 最後の自由記述はなにを書けばいいのですか?

A ご自身の身の回り(仕事や生活など)の困ったことや、仕事をしていてよかったこと、 業界全体のこと、JAniCA に対すること、実態調査に関すること等なんでもお書きください。 余白で書ききれない場合は、別途白紙に書いていただいても構いません。