「パース・レイアウト講座:応用編 超簡単・画角とアングルのコントロール」アフターレポート
9/12〜10/17の間、『パース・レイアウト講座:応用編『超簡単・画面と画角のコントロール』』が、YouTubeを使ってネット上で開催されました。そのレポートをお送りします。
今年はコロナ禍のため、YouTubeを使ってネット上で開催致しております。
応用篇では、本講座は昨年の録画のYouTubeでのネット配信。Q&A+追加講座は、Zoomにて講師の方と接続して、セッティング&講座配信いたしました。
これはQ&A+追加講座の時の私(執行役の笹木)から見たPC上の画面です。
今回も講師は湯浅誠さんにお願いしています。
湯浅さんは建築パースの制作会社に務めた経験や小学館でマンガの連載経験もある方です。 現在は『マンガ・アニメで必要になる描き方』を踏まえた上で『パースの専門家』から見た授業を、東京デザイナー学院でも受け持たれています。
アニメ業界の外から客観的にパースの事を教えてもらうのに最適と考え、 講座をお願いしています。
これは本講座(昨年の講座の録画)のネット配信のPC画面を直撮りした物です。湯浅先生の手元が受講者の方に見えるように、用意してもらった手元用のカメラで大写しにして進められて行きます。
Q&A+追加講座の講座画像です。今年は湯浅先生のイラストを参考に追加講座が行われました。
湯浅先生が実際にこのように作図されるのが映し出されて、内容の解説がなされて行きます。
こちらは本講座の参考資料と内容の項目です。
盛りだくさんです
<本講座内容>
・内接円の描き方
・正方形分度器
・倒れる箱
・透視図法(導入)
・透視図法の原理(1点透視)
・透視図法の原理(2点透視)
・アイレベル(EL)と地平線(HL)
・透視図法で描かれた箱が歪んで見える理由
・透視図法のゆがみを軽減する3つの工夫
・魚眼的表現
・視覚的調整
・ユアッサーの法則(ペアスクエアメソッド)
・M点
・3階建てのビル
・いろんな角度のものが混在@(10度、40度、60度、0度)
・いろんな角度のものが混在A(0度、30度、80度)
・いろんな角度のものが混在例@(10度、45度、70度)
・いろんな角度のものが混在例A(10度、45度、70度)
・画角メーター
・M点
・3点透視
こちらは追加講座の内容の項目です。
<追加講座内容>
・レイアウト的な風景画の作画手順
・実写や写真などの画像から逆算して画角を判別する方法
・自然物の風景などでパースの描写を活かす方法
どちらも湯浅先生御自身の本にも書かれていない高度で詳細な内容が多く、本講座は5時間、Q&A+追加講座は1時間半にも及ぶ講座でした。
特に追加講座で行われた、画像から画角を逆算する工程の解説は今までにないものと思います。
今回の講座の様子は、復習を兼ねて、受講者の方へ期間限定(10月17日24時まで)で映像を見てもらえるようにしました。
密度の高い講座だったので、理解の助けになると思います。
湯浅先生、そして受講者の皆さん、長時間の講座お疲れ様です。ありがとうございました!
※講座後、アンケートで寄せられた講座の感想(抜粋です)
・実践的な内容で、是非学んだ知識を画作りに生かしたいと思いました。
・リアルタイムでの参加はできませんでしたが、期間限定配信があり、何度も見直せて良かったです。
・今後もオンラインでの講習会を引き続き実施していただきたいです。居住地が都心から遠くなかなかリアルでの参加が難しいため。
☆参加 正会員:1名、無料正会員:3名、一般:4名