「レイアウトの歴史講座」開催のお知らせ
レイアウト講座を要望する声に応え、JAniCAでは主に新人原画の方に向けて
『レイアウトの歴史講座(1月)』『レイアウトのためのカメラ講座(2月)』
『レイアウトのパース講座(3月)』を連続して開講いたします。
各講座は独立した内容のため、それぞれ単独での受講もOKですが、連続して受講いただくと、
よりレイアウトに関する理解が深まるのではと思います。
今回は『レイアウトの歴史講座』のお知らせです。
この講座は、以後に開講する『レイアウトのためのカメラ講座』
『レイアウトのパース講座』を補うための講座です。
『レイアウト講座』として3つの講座を開くのには理由があります。
私達の「アニメのレイアウト」には、残念ながら客観的に統一された技術論が、
今のところありません。また、時代や作品によってレイアウトの傾向も変わります。
アニメ以外の技術論として取り上げ得るのが、
「カメラ(レンズ)」の知識と「パース(透視図法)」の知識です。
これらは、アニメ以外の世界で既に構築された技術で、
現在のアニメのレイアウトにとって重要な知識です。
しかし、「レンズ」や「パース」が、「アニメ」に最初から内包されていた訳ではありません。
それらを紆余曲折しつつ取り入れてきて「アニメのレイアウトってこうじゃないか・・・」と
各々が探ってきて『独自に進化した歴史』があるわけです。
そこで、その『独自の進化をしたアニメのレイアウトの歴史』を、資料映像とともに解説し、
ザックリ追うことで、新人原画さんに向けてのヒントや手立てにしたいーと考え、
この『レイアウトの歴史講座』を開く事になりました。「レイアウトがどうも良く解らない」
「『パースをキチッと取っただけでは良いレイアウトにならない』と言われて、よけいに混乱する」等と
思っている方は是非御参加下さい。
(12月20日更新)
申込みを多数いただいたため、会場を変更いたしました。
開催日時 | 2015年1月31日(土) 受付:13:30〜14:00 講義:14:00〜17:00(予定) |
講師 | 笹木信作(アニメーター・演出、JAniCA理事) 徳野悠我(アニメーター、JAniCA理事) |
場所 |
(12月20日更新) 東京都千代田区内神田1-16-6 岡部第2ビル 4階 東京都三鷹市下連雀3−38−4 三鷹駅から徒歩7分 アクセス http://www.mitaka.ne.jp/plaza/about/access.html |
受講料 | 無料 |
参加資格 | (1)JAniCA会員(正、無料正、業界、準、賛助会員) (2)新人原画でレイアウトに関する疑問を感じている人 (3)動画で今後のスキルアップを望む人 (4)学生など今後アニメ業界に就職を希望する人 (5)上記以外のアニメーター・一般の方など |
募集人数 |
(12月20日更新) 定員 ※申込み多数の場合は、前項記載の順にて優先させいただきます。 |
申込方法 | こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。 |
受講前の準備について | 受講される方には、開講前にサブテキスト(A4用紙で1〜2枚程度)を 事前に送付いたしますので(配布時期は調整中)、予めお読みいただき 受講をお願いいたします。 |
担当者 | 笹木信作 (JAniCA理事) (postmaster@janica.jp) |
その他 | 本講座の後には『レイアウトのためのカメラ講座(2月)』 『レイアウトのパース講座(3月)』の開講を予定しております。 詳細につきましては、決まり次第ご案内いたします。 |