「レイアウトの歴史講座」開催のお知らせ
昨年度開講いたしました「レイアウト講座」の好評を受け、
JAniCAでは主に新人原画の方に向けて8月からパワーアップした形で、
『レイアウトの歴史講座』 『パースの基礎講座』『レイアウトのためのカメラ講座』
『実践的パース・レイアウト講座』等々を連続して開講いたします。
各講座は独立した内容のため、それぞれ単独での受講もOKですが、連続して受講していただくと、
よりレイアウトに関する理解が深まるのではと思います。
今回は8月開催の『レイアウトの歴史講座』のお知らせです。
この講座は、以後に開講する講座を補うための講座です。
『レイアウト講座』として複数の講座を開くのには理由があります。
私達の「アニメのレイアウト」には、残念ながら客観的に統一された技術論が、今のところありません。
また、時代や作品によってレイアウトの傾向も変わります。
アニメ以外の技術論として取り上げ得るのが、「カメラ(レンズ)」の知識と「パース(透視図法)」の知識です。
これらは、アニメ以外の世界で既に構築された技術で、現在のアニメのレイアウトにとって重要な知識です。
しかし、「レンズ」や「パース」が、「アニメ」に最初から内包されていた訳ではありません。
それらを紆余曲折しつつ取り入れてきて「アニメのレイアウトってこうじゃないか・・・」と 各々が探ってきて
『独自に進化した歴史』があるわけです。
そこで、その『独自の進化をしたアニメのレイアウトの歴史』を、資料映像とともに解説し、ザックリ追うことで、
新人原画さんに向けてのヒントや手立てにしたいーと考え、この『レイアウトの歴史講座』を開きます。
今回は、『3Dレイアウト』が珍しくなくなった現在、
『アニメーターがレイアウトを描く意味』についても考えていきたいと思っています。
「レイアウトがどうも良く解らない」「『パースをキチッと取っただけでは良いレイアウトにならない』と言われて、よけいに混乱する」等と
思っている方は是非御参加下さい。
開催日時 | 2015年8月29日(土) 受付:13:30〜14:00 講義:14:00〜19:00(予定/途中休憩あり) |
講師 | 笹木信作(アニメーター・演出、JAniCA理事) |
場所 |
三鷹産業プラザ 703-704号室 東京都三鷹市下連雀3−38−4 三鷹駅から徒歩7分 アクセス http://www.mitaka.ne.jp/plaza/about/access.html |
受講料 | 無料 |
参加資格 | (1)JAniCA会員(正、無料正、業界、準、賛助会員) (2)新人原画でレイアウトに関する疑問を感じている人 (3)動画で今後のスキルアップを望む人 (4)学生など今後アニメ業界に就職を希望する人 (5)上記以外のアニメーター・一般の方など |
募集人数 |
定員 40名 ※申込み多数の場合は、前項記載の順にて優先させいただきます。 |
申込方法 | こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。 |
受講前の準備について | 受講される方には、開講前にサブテキスト(A4用紙で1〜2枚程度)を 事前に送付いたしますので(配布時期は調整中)、予めお読みいただき 受講をお願いいたします。 |
担当者 | 笹木信作 (JAniCA理事) (postmaster@janica.jp) |