「パース・レイアウト講座 歴史編(第12回)」アフターレポート
さる6月29日から7月12日にかけて、パース・レイアウト講座 歴史編(第12回)がネット配信で開催されました。そのアフターレポートをお送りします。
今年は実講座を開催するつもりだったのですが、私的なスケジュールが非常に立て込んでいたため、歴史編の講座もリモート配信で開催しました。その点やや心残りです。
この講座は実際の参考映像を見ていただく前提での開催なのですが、リモートだと各自で用意していただくのがネックになります。
今回はどれくらいの方が参考映像を用意して観て頂けたでしょうか・・・?
前回のリモート開催では意外と御覧になられた反応があったので、今回も何らかの形で実際の参考映像を見ていただけている事を期待します。
とはいえ、この講座は基本的には『実際の映像と共に行うのが重要なポイント』です。来年こそは実講座も同時に開催できればと思います。
◯講座全体の構成
●レイアウト空間の歴史的ポイントになる作品の解説
1;舞台的構図の時代(一方で取り入れられる透視図法とキャラクターデッサンによる空間の明示)
2;キャラクターのための独特の空間の発生・発達
3;キャラクター自身の空間描写・アクション描写の空間の発達
4;都市描写の精緻化と透視図法描写・レンズ的描写の発達
5;キャラのデッサン描写・透視図法描写・レンズ描写の空間の精緻化
6;マンガ・アニメキャラの世界への透視図法描写・レンズ描写の浸透とその発達
7;表現の幅の例としてー広角描写に振り切っている作品、望遠描写に振り切っている作品の解説
●テキストを使った解説
平面構成、キャラクターのための空間造りの基本的手法、透視図法でない遠近法の紹介、画角の問題、上下方向のパースの調整の問題、無意識ズームの仮説等々
●追加講座
・Q&A
・テキストを使った解説の補講
・目で見ることとは何か 画像的知覚と触感的知覚について
※アンケートに寄せられた感想・リモート開催についての御意見
◯講座の感想
感想:一回じゃわからないことが多かったので、来年もみようと思いました。
YouTube講座の感想:便利でした
皆様、長時間の講座の受講お疲れ様でした。
そして感想・御意見ありがとうございました!
参加 正会員:3名 無料正会員:8名 一般:1名 賛助会員:1名 計13名