■『ラクガキを動かす 〜うまいアニメーターになるために〜』

『ラクガキを動かす 〜うまいアニメーターになるために〜』開催のお知らせ


 JAniCA投稿ページ「アニメーションで日本を元気に」では、 励ましのメッセージを込めた手作りの動画を募集していますが、 自主制作で作品を作るのはなかなか難しいことです。
 そこで、“落書き”を動かしてアニメーション作品にする、 ちょっとユニークなワークショップを開催することにいたしました。

 ふざけた落書き、かっこいい落書き、カワイイ落書き、なんでも結構です。 肩の力を抜いて描いた手になじんだ絵をもとに、 普段仕事では生かせない自由な発想で、 短くても魅力のある動画を完成させます。(1秒程度から〜制限なし)
 用意した“落書き”が作品の起点になるのか、結末になるのか、展開の途中なのか、それは自由。 講師も一緒に考え実際に作業しながら、「歩き」や「走り」「振り向き」などの基本技術から、 「感動できる」、「メッセージを伝える」など質の高い動きを作る技術まで、 さまざまな動かし方や、展開の広げ方などをアドバイスいたします。
 描いていただいた動画は、応援スタッフが撮影や編集を代行し、作品完成をサポートいたします。
 若手アニメーターにお勧めしたい指導内容を想定していますが、 なんらかのかたちで、真剣に動画を描いてみたいと思っておられる方なら歓迎いたします。

講師 森田宏幸、ヤマサキオサム
開催日時 2012年3月4日 14:00〜17:00終了予定(受付開始は13:15)
場所 杉並アニメーションミュージアム ワークショップスペース

東京都杉並区上荻3−29−5 杉並会館4階
アクセスはこちら(http://www.sam.or.jp/access.php)
参加資格 JAniCA 正会員・無料正会員・業界会員・準会員・賛助会員
定員 定員10名。 (定員に達し次第締め切り)
申込方法 こちらの登録フォーム から必要事項をご記入の上お申し込み下さい。
持ち物 〈当日、ご用意していただきたいもの〉
・“落書き”(あらかじめご用意ください) ※必須※
・画材(鉛筆、消しゴム、カッターナイフ、定規等) ※必須※
 画風は問いませんので、ご自身の判断で色鉛筆やサインペンなど、ご用意いただいて結構です。
・タップ、動画用紙(A4サイズ)、ライトテーブル(小さめのもの)は会場にてご用意いたしますが、ご自身で、使いやすいものを持ち込んでいただいても結構です。
・完成した作品を持ち帰るためのUSBメモリやUSB接続ハードディスクなどの記憶媒体。(DVDの作成は出来かねますので、あらかじめ御了承下さい。)
・デジタル作画を希望する参加者は、ノートパソコンやタブレットなどのツールをご自分でご用意下さい。会場の電源をご利用いただけます。(デジタルツールの使用方法の指導は出来かねます。あらかじめ御了承ください)
その他 完成した作品の著作権は参加者自身に帰属します。
問い合わせ窓口 森田宏幸 (morita@janica.ne.jp)

なお、杉並アニメーションミュージアム様では受付業務を行っていないため、問い合わせには応じられませんのでご注意ください。

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『ラクガキを動かす 〜うまいアニメーターになるために〜』 アフターレポート

■講師紹介■


講師紹介

森田宏幸:アニメーター・監督、JAniCA理事
 1964年福岡県生まれ。福岡大学工学部機械工学科卒。フリーのアニメーターとして、 『AKIRA』『魔女の宅急便』『PERFECT BLUE』『ホーホケキョ となりの山田くん』など、 多数の作品の制作に参加。スタジオジブリの『猫の恩返し』(2002年)、 TVシリーズ『ぼくらの』(2007年)監督。 TBS 番組リンカーンオープニング3Dアニメーション(2010)アニメーション監督。

ヤマサキオサム:監督・アニメーター、JAniCA代表理事
 1962年生まれ。24歳の時、『戦国奇譚 妖刀伝』の原案・監督としてデビュー。 この作品によりこれまでにない『時代物アニメ』というジャンルで鮮烈な印象を残した。 その後、オリジナルビデオやゲーム作品を中心に演出家として活躍。 1991年よりアミューズメントメディア総合学院の講師として、後続の育成にも力を入れている。 主な監督作品に『ギャラリーフェイク』『地球へ…』『イタズラなKiss』『薄桜鬼』などがある。