■JAniCA説明会

第1回JAniCA説明会 アフターレポート


第1回JAniCA説明会 アフターレポート
2008年2月16日(土曜日)13:00 杉並アニメーションミュージアム講座室にて


作画9名(JAniCA含む)
演出7名(JAniCA含む)
制作4名
経営側1名
雑誌社1名
経済産業省関東経済産業局1名
中小企業診断士1名
事務局3名
計27名

 各社の制作さんが4人も来てくれたおかげで、バランスのよい説明会になりました。この破綻したスケジュールの中で、制作がどうがんばっているのか率直な意見が聞けて、フリーアニメーターには「直接、説明が聞けて状況がよくわかりました」と好評でした。

 また制作さんに「原画を選ぶ基準はなにか?」とたずねてみました。

  1. 1:うまい人
  2. 2:水準以上の原画を、毎日きちんと数をあげてくれる人
  3. 3:速い人
  4. 4:最後に絶対スケジュール押すのがわかっているが、うまいから頼みたい人

 というのが一般的で、もちろんそのときの状況によって優先順位は変わるとこのこと。やはり制作さんは作品の出来を考えて「可能なかぎりうまい人に頼みたい」と思っているようです。

 あと制作さんは電話をかけるのが仕事ですが「なんど電話しても出てくれないとヘコむ」、そして出たと思ったらいきなり「すんげー冷たい声で返されたりすると、オレ、なんか悪いことしたんかな・・・」とドキドキするそうなので、みなさん、かわいそうだから電話を無視したり、自分が気分悪いからといって八つ当たりするのはやめましょう。
 制作さんをいじめていると、あとで作品が減ったとき仕事切られますよ。いじめたほうはおぼえていなくても、いじめられたほうは決して忘れないもんです(・`ω´・)

 懇親会では制作、作画、演出がまざって話が盛り上がり、杉並アニメーションミュージアムをお借りしていた時間ギリギリの17:00までにぎやかにすごしました。

 制作と作画、演出の交流会なんかを開いてほしい、という要望が制作さんから出ていました。いいですね、これは制作さんに仕切ってもらうといいかもしれません。制作さんのほうがアニメーターより仕切りがうまそうですしね。

 この説明会は今後も月一ペースで行いたいと思います。