■2009年 臨時会員総会

臨時会員総会・実態調査説明会 を開催いたしました。


 2009年7月11日(土)、「セシオン杉並」において、臨時会員総会および 実態調査に関する説明会を開催いたしました。


1.JAniCA 2009年度 臨時総会

 I.開会のご挨拶(芦田代表)

 II.平成20年度決算・事業報告
  ・決算報告(運営委員大坪)

  (8/3更新)
    平成20年度決算報告 本紙 「平成20年度決算報告等について」
    平成20年度決算報告 別紙1 「決算報告」
    平成20年度決算報告 別紙2 「事業報告」


  ・事業報告(桶田監査理事)
   a. 会員数(H21.6末現在)
総会員925名
正会員578名有料:82名、無料:495名
準会員54名
賛助会員57名法人:4社、個人:53名
業界会員14名
応援団224名

   b. 主な活動
    (1)対内活動
     ア 新会員制度 発足(H20.9)
     イ 文芸美術国民健康保険組合 加入申込開始(H20.9)
     ウ 平成20年アニメーター実態調査 開始(H20.10)
     エ 第1回絵コンテ講座 開催(H20.10)
     オ 第1回 アニメーターのための確定申告講座初級編 開催(H21.2)
     カ JAniCA加盟の国民健康保険組合の相談会 開催(H21.2)
     キ 東京芸能人国民健康保険組合 加入申込開始(H21.5)
     ク 第2回絵コンテ講座 開催(H21.6)
    (2)対外活動
     ア 個人情報漏洩事件に関する対応(H20.8)
     イ JAniCA Webサイトリニューアル(H20.10)
     ウ 特別講座 開講(早稲田大学・境研究室、H21.1)
     エ JAniCAシンポジウム2009 開催(H21.5)
     オ じゃにか倶楽部 公開(H21.6)
     カ 1/24秒計 ストップウォッチソフトウェア 公開(H21.6)
     キ アニメーション制作現場の現状と課題に関する広報活動(H21.6〜)
        経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課(メディアコンテンツ課)、
        自由民主党、内閣官房知的財産戦略推進事務局、
        文化庁文化部芸術文化課及び民主党他(50音順)
     ク 国立メディア芸術総合センター(仮称)設立準備委員会第2回における意見陳述(H21.7)

 III.一般社団法人への改組について(桶田監査理事)

 IV.閉会のご挨拶(神村副代表)

2.実態調査に関する説明会

 I.シンポジウム報告
  シンポジウムの来場者、シンポジウム後の報道、反響について報告
 II.実態調査 報告
  シンポジウムで行った概要報告とほぼ同じ内容を説明
 III.質疑応答
  ※詳細な議事録については後日に公開を予定しております。
  「実態調査について」
  ・調査項目として「長く続けるのか?アルバイト感覚なのか」という設問が欲しかった。
   →本人がどう思っているのかと、人からどう見えるのかの判断がむずかしいのではないか。
  ・平均ではない最高値/最低値を教えて欲しい。
   →1000万円超というものもあります。記入ミスだとは思いますが年収5万円や、2億9千万もありました。
  ・基礎的なデータは開示されますか?
   →白書に記載されます。
  ・実態調査について、どの程度が協力してくれたのか?
   →動画協会の方針して各社対応となりました。いくつかの会社で配布していただけました。
   →当時はイメージが悪かったのですが否定的ではなく、現在はお互いに協力体制になっています。
  ・海外のアニメ制作状況について調べて欲しい。
   →調べたいが現在は余力がありません。動画協会で調査をしているようです。
  ・日本のアニメ関係者は海外の状況が分かっていない。
   →調べたいが現在は余力がありません。
  ・海外はどのようなスケジュールなのか、保障されているのか?
   →アメリカでは契約書を締結している、またユニオンがある。
  
  「JAniCAの活動について」
  ・アニメーター/演出以外のアニメーション関係者をどう考えていますか?
   →設立の経緯として芦田代表が主になったためアニメーターが多いが、将来的には仕上げや美術、制作も含めていきたい。
  ・撮影の立場から、上がってくる素材についての提言
   →撮影としてのなにが負担となるかは見に行くのがよいかと思う。
  ・アニメーターだけでなくプロデューサーなどと揃って解決する必要ではないか。
   →これについては有志で勉強会を開いています。
  ・絵コンテ講座や、技術的な講座など企画してほしい。
   →レタス講座とか、撮影講座など構想はあるが、運営する人がいないので募集している。
  ・外国人で日本に住んでいるアニメ関係者はJAniCAに加入できますか?
   →入れます。
  ・報道等では小さい数字のみが注目されてしまう。JAniCAとしての正式見解は?
   →業界全体でまずは議論を行う必要があると考えています。そのための場としてJAniCAを利用してほしい。
  
  「アニメーション業界について」
  ・日本のアニメはなんでこんなに線が多く、エフェクトが多く、影も多いのでしょうか?
   →それがウリになっているのではないか。
   →見栄えがよいものが売れるから。売れないと次の仕事が来ないから。