■パース・レイアウト講座

「パース・レイアウト講座:実践編−芦野芳晴」(第8回)開催のお知らせ

ツイート

 パース・レイアウト講座、基礎編に続いて実践編のお知らせです。

 実践編の講師の芦野芳晴さんは歴史講座で言うと、3点透視のパース・レンズの意識を 実作業の上で追求する事を考えているタイプの監督でありアニメーターの方です。 平面的なアニメと違って、3点透視のパース・レンズを重視して画面で考えていく上でどういう事が起こるか、 どのようになるはずかという事を解説して頂く講座になります。
 具体的には、受講者の方にいくつかの課題を出しラフレイアウトを描いてもらって、 それについて芦野さんがありがちな問題点や押さえるべきポイントを解説していくというワークショップ形式です。 「レイアウトではこう言うミスが起こりがちだけど、パースやレンズの知識を反映するとこのようになる」 ーという内容で、アニメーターの方にはより掴みやすい実践的な講座です。
 3点パースを厳密に考えると、アニメでは『パース的には正確ではないレイアウト』が多々見かける訳ですが、 知らずに間違っているのと知っていてあえて描くのとは大きな違いがあります。 パースの正確さを追求した作品を作る時にはもちろん、そこまで厳密でない作品を描くとしても、 この点を学んでおく事は非常に意味があると思います。

 3点透視のパースを意識したレイアウトの実践的な知識を学びたい方、ぜひ御参加下さい!

◯コロナ禍での開催形式について
 今年はまず、『2020年度版の講座の録画』を、一定期間を設けてネット配信したものを 視聴していただく形にいたします。
 その視聴期間の間に締め切りを設けて、質問を受け付けます。
 質問を締め切った後、『Q&Aコーナー』を開催します。実践編では質問を受付後に 収録したものをネット配信します(『Q&Aコーナー』の収録時間は質問数に左右されます)。

開催日時 ・講座(録画映像)の配信 ★実習あり
  視聴期間:2021/08/15(日)〜9/19(日)
・Q&Aの質問募集
  募集期間:2021/08/15(日)〜8/29(日)
・Q&A(録画映像)の配信
  視聴期間:2021/09/11(土)〜9/19(日)
講師 芦野芳晴(監督・演出・アニメーター)
講座内容 いくつかの課題を元にラフレイアウトを描くワークショップ形式です。
講座録画を視聴しつつ自分の手元でも作画してみてください。
受講方法 YouTube(限定配信)
受講料
会員種別 受講料
JAniCA有料会員
(正、業界、準、賛助)
1,000円
JAniCA無料正会員 2,000円
一般 3,000円
参加資格 ・JAniCA会員(正、無料正、業界、準、賛助)
・新人原画でレイアウトに関する疑問を感じている人
募集人数 定員90名
※申込み多数の場合は、前項記載の順にて優先いたします。
申込方法 こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。
担当者 笹木信作 (JAniCA理事) (postmaster@janica.jp)


■講師紹介■


芦野芳晴

あずきちゃん(1995-1998) キャラクターデザイン(川尻善昭と共同)・絵コンテ・作画監督
魔法少女隊アルス(2004) 監督 演出・作画監督
ファースト・スクワッド(劇場/2009) 監督
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2014~2015) 監督 絵コンテ・演出

(21/12/07追加)
『パース・レイアウト講座:実践編−芦野芳晴』(第8回)の「アフターレポート」はこちら