■美術解剖学講座

『アニメーターのための人体構造学講座』開催のお知らせ

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 今回の講座では、講師であるモデル海斗先生が直接モデルも兼ねるという珍しい試みとなります。 ポーズや動作によって骨格や筋肉がどう変化するのかを間近で観察しながら解説を聞き、 場合によっては実際に触れながら描いていくことで、より具体的で本質的な人体の仕組みに迫ります。

・アニメーターが必要とする基礎的な人体の形態や構造に関する知識
・骨格や筋肉が体表の形状をどのように形成するか
・どのような仕組みで運動や動作を引き起こすか
・運動や動作とともに人体の外形がどのように変化するか  など

 前回の美術解剖学講座同様、人体をより深く理解し、仕事へ活用していくことが目的の講座ですが、 今回は受講者がよりアクティブな形で「動き」や「構造」に接していくことになります。 こうした基礎をしっかり身につけることで、平面に描かれた絵の中に空間を感じさせ、 キャラクターの演技に説得力を持たせていくことが可能になるのではないでしょうか。

開催日 全4回
 第1回 09/13(日) 「人体の骨格」 講師 高見政良(モデルなし)
 第2回 10/11(日) 「上半身の動き、男女の身体の性差」講師・モデル モデル海斗/女性モデル
 第3回 11/08(日) 「下半身の動き、男女の身体の性差」講師・モデル モデル海斗/女性モデル
 第4回 12/13(日) 「全身運動の動き、男女の身体の性差」講師・モデル モデル海斗/女性モデル

各回 午後6時〜9時
場所 武蔵野市民会館(JR武蔵境駅北口)
 東京都武蔵野市境2丁目3番7号
講師 モデル海斗、高見 政良 (日本美術会・日本美術解剖学会 会員) (経歴はこちら)
受講料
会員種別 受講料(各回毎)
JAniCA有料会員
(正、業界、準、賛助)
1,000円
JAniCA無料正会員 2,000円
一般 3,000円
参加資格 どなたでも聴講いただくことが可能です。
申込方法 こちらの「登録フォーム」より申込みをお願いいたします。
定員 各回 20名
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
持ってくる物 ・9/15(日) B3、B4位のクロッキー帳、筆記具
・10/11(日)11/8(日)12/13(日)手持ち出来るスケッチブック、筆記具
担当者 本間 晃 (JAniCA理事)
※お問い合わせはこちらまでpostmaster@janica.jp


(15/10/01追加)
第1回の「アフターレポート」はこちら
(15/11/06追加)
第2回の「アフターレポート」はこちら
(15/11/19追加)
第3回の「アフターレポート」はこちら
(16/02/05追加)
第4回の「アフターレポート」はこちら

■講師紹介■


モデル海斗

美術解剖学会・幹事。 人体専門アトリエ・ROJUE(京都)プロデューサー。
自らのボディメイキングをサンプルとして人体構造を説明できる日本唯一の美術モデル。

東京芸大などの美大・芸大でスポットの授業、成安造形大学で常設の授業を持ちながら アニメータ、イラストレータ、マンガ家、キャラクター開発者など絵を生業とする人たちへの講義を行う。

モデル作品として写真集『Jamale』(フランス出版、office viento), WHO認定の人体のツボの教科書『ツボ単』、 オーストラリアFringeFestival出展など 世界規模での活動中。


高見 政良

1965年 都内の美術研究所でデッサン、油彩 画を学ぶ
さまざまな展覧会への出品、壁画、挿絵、イラストレーション、美術解剖学講義など、活動範囲は広い
現在、日本美術解剖学会会員・東京デザイナー学院講師・「STUDIO-t23」主宰
http://www1.linkclub.or.jp/~s-t23/